”トリプルランデブー”なアレンジになってるって。

Post date : 2021.08.18

Category : ETC

いやー、みていただいてるでしょうかー?
町田のラッパー・トラックメーカー、ぜったくんの毎週連続ライブ動画公開の第2弾

Midnight Call feat. kojikoji
(Strings Live Sessions 2021)

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元々がスーパー可愛らしい楽曲で、そのアレンジをSUIKISHAくんが手掛けて、
もはや正解出てるんだろう、って作品を改めて、

楽曲の持ち味・雰囲気を損なう事なく、
また違った魅力を引き出すには???

という、これまたなかなか(難しいレベル)のお題を頂戴したなあ、と…(^_^;)
まずは聴いてみてー

んー、映像がまたいいですねー
kojikojiの顔は結局映らない…想像を掻き立てられるのがいいですね
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もちろん他の楽曲同様に、「Strings live sessions」という作品のコンセプトである、
ストリングス・カルテットの魅力を最大に活かしつつ、生演奏する事で生まれるライブ感の注入を
せっせと考えたわけなんですけど、

オリジナル音源で聞こえてくるフレーズのいくつかはそのまま聞こえてくるように配しつつ、
(色々と出てくるけど、気づいたかな?オリジナル音源で確認↓)

さあ、音数を極限まで削ぎ落として、アレンジを成立させるのに考えたのが

ぜったくんとkoijkoji、の
何とも言えない距離感のランデブー感

これが絶対マストだなと。
電話で話す、付き合いたての男女のモジモジした感じ。
ライブでは、それが実際に会って話すと、もっとモジモジしちゃってる感じ。

この、近そうで、近くない。
付かず離れずみたいに、側をくるくるくるくる徘徊してるみたいな距離感。
このランデブー感がこの曲の最大級の魅力やなあと。

そこで曲の、間奏後にある2人の掛け合いの後ろに配した、
2’38″~3’07″のビオラとチェロのランデブーなセクション
↓大活躍の、violaともちゃん& celloよっしー
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このセクションは、ビオラとチェロが2人で付かず離れずな感じで、
ふわ〜〜っとランデブーな演奏してくれてるんですが、
この感じは、まさに主役の歌の2人のランデブーの裏側で、
もう1組のランデブーを作ってみたんですねー、うんうん

さらに間奏(2’23″〜2’37″)には
ピアノとベースの、何とも言えぬランデブーもありまして、
こちらの演奏は毎回決めずにやってた、いわゆる即興的部分でして、
入り口をピアノで弾いたところに、SUIKISHAくんの繰り出す、唐突なスクエアなフレーズ。
その後、ちょっと伸ばしてきたベースフレーズに応えるように、ピアノで反応。
ここにも、何とも素敵なランデブーがっ!(おっさん2人ですけど…)

3組の、何とも言えない付かず離れずな「ランデブーな演奏」が仕込まれてるんです。

もちろん、イントロいきなりで、素敵なハミングを聴かせてくれてるキミカちゃん。
(聴いてるといきなりいい感じで秒殺されるので、秒殺ハミング、と命名)
数々のランデブーをひとまとめにする、淡々とグルーヴを刻み続けつるKO-ney。
印象的なフレーズをいくつも弾いてくれてるヴァイオリンの、なおちゃん&なっち。

演奏者みんなで、よりしっとりと、モジモジランデブー感を増幅させてると思います。
そんなMidnight callを音源でじっくり聞き直してみるのも、いいと思いますよー
楽曲を聴く→ https://zettakun.lnk.to/slsID

というわけで、次はCatch me flagの解説で。また来週ー

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