【完全版】ZORN「無題」改め「汚名返上」＠横浜アリーナ 〜完成までの道

#ZORN ＠横浜アリーナ第2部総勢24名オーケストラスタイルのバンド部分のライブアレンジ全般やストリングスアレンジを
A Hundred Birdsチームとして、手掛けさせて頂きました

キーボードの演奏としてもステージに一緒に立ちまして、
HIPHOPスピリットと楽曲への想いを大切に、
自分としても初の最大編成ストリングスアレンジをやらせてもらいました。最高でした。
終演直後に、やや放心状態でパシャ…

さて、遡ること約3ヶ月
アレンジ準備は2021年6月頭からスタート。
第2部をオーケストラ編成でやりたいというA Hundred Birdsへの演奏オファーで
全12曲あったんで、それぞれの曲の方向性を定めつつ（←ここ重要）
まずはストリングスアレンジから着手。
A Hundred Birdsチームの中でRobin Leeと自分、佐藤禎氏で手分けして進めました。
RobinはFaze Actionのメンバーであり、AHBの97年創設メンバー。ずっと一緒に音楽を作ってます。
佐藤禎氏はチェリストでAHBでは、特にクラシカルなアレンジを聴かせてくれる担当。
AHBの代表曲「Batonga」のアレンジを自分と一緒に作ってもらった（2000年かな、リリースは2001年）のが最初だったかと。

自分は「My Life」「Letter」「葛飾ラップソディー」担当。
特に大好な曲だったので「これらは自分にやらせて下さいー」、と自ら志願しましたー
自分史上初の、9段に分かれるストリングスアレンジに挑戦でした。
いやー、音楽の勉強なんて全く受けないで、独学現場叩き上げスタイルでせっせと音楽作ってきたら、
こんなアレンジまで書けるようになりました、おかあさん…(;_;)うるる

アレンジが整ってくると、次はリハーサル
東京のミュージシャンと大阪のミュージシャンが入り乱れる編成だったんで、
リモートも使うし、オレはワクチン接種のタイミングも重なり、なかなか大変な進行でしたね
リモートを使ったり、実際に足を運んだり…その間を繋ぎながら進めましたー

左写真よくみると、右上にちっちゃいオレ。
右写真、実際に大阪にも足を運んでのリハーサル…西へ東へ

アレンジは、もちろん横浜アリーナでの演奏をイメージして進めてましたが、
たまたま自分がKREVA bandのライブ、7月のJ-WAVE LIVEに参加出来て、
対バンだったJUJUさんのバンドにストリングスカルテットが参加されてたので、
「そうかこう聴こえるんだなっ」という、横アリの音を客席やステージ袖で体感して、
アレンジを修正したりして詰めていきましたね。

そんな大阪リハーサルの時の様子を少し…

終日リハーサルを2日開催…あー疲れた…

A Hundred Birdsと、一口に言ってもメンバーが沢山いてて、
よくわからないと思いますが、ものすごいプレイヤー集団なんですね。
リーダーは、大阪で30年近いキャリアを持つHOUSE DJのYOKUさん

AHBのライブでもクリスマスには指揮者をしてるんですが、
今回のライブでは初めて、指揮棒を持って指揮台に乗っての指揮。
AHBではどちらもしてないので、AHB史上初の出来事！
あの、2部の冒頭、１人スクリーンの前に登場した人物こそ、まさにYOKUさんでした

チェリストの向井くんと西谷くん。向井くんは上原ひろみクインテットで活躍中。これエグかっこいいよ。

ビオラには、今年はずっと色々お世話になってる「ともちゃんカルテット」でお馴染みの島岡智子ともちゃん

ピアノは京都の巨人、大前チヅルさん

東京サイドのミュージシャンには、コーラスにMegさん
かれこれ何年ぶりだろうか…相変わらず、でした(^^)

とにかく大人数なんで、全員を紹介仕切れないんですが、
あ、ライブ途中でZORNくんから地元の友人「トシヤ」として紹介されてたヴァイオリニスト、
あの人は「高木和弘」という、素晴らしい方で
ZORNくん曰く「トシヤのイメージから最もかけ離れた人にやってもらいたかった」という事で、
前日のリハーサル最中に任命されてましたw
「昨日売れた？気をつけろよ」のセリフ…(^_^)

ステージだと奥の方で暗くて、よく見えてなかったかもしれないですが、ティンパニーもあったんですね
プレイしてくれたのは、パーカッションの益田さんでしたー
ギターは海津くん、コーラスメンバーはMegさん、わたひききょうこさん、津谷さん。
あとストリングスメンバーの中にDJのTATSUKIくんが混じってプレイしてた、という話も。