えー、事あるごとに
「大吾との作品を、こそこそ作っている」というツイートなどをしてた、
その一部がいよいよお披露目になるという事であります
アグロー案内VOL.1
VOL.1ということは、VOL.2、VOL.3と続く作品になるってことでして、
中でも今回のVOL.1は、何故これをVOL.1にしたのか?
もっというと、アグロー案内ってシリーズを2人で始めようって事のきっかけとなった作品なので
その意味合いは大きい、しかし驚くほど「なんじゃこれ?」感もある作品になってます。
驚くべきことに、この作品。iTunes Music Storeでは
「ロック・ブルーズ」にカテゴライズされているという!!(何故だ??)
ここで大吾のブログから拝借したトラックリストを掲載…
「紙芝居を安全に楽しむ為に」組曲…4部作…
大吾と作り始めている作品の数々は、小林大吾の新作に胸躍らせている人達に
「おおおおっ」と、思ってもらえるような作品も出来ているんですけど、
そうやって色々作ってる中で、
「こんなのもあるんですけど、どうですかね」
みたいな感じで投げかけられた
小林大吾から送られてきた15分近くある一編の作品…
朗読された録音を受け取ってみて、
うーん…しばらくの内は何度か再生して聴くのみ。
これをどう料理するのが正解なのか?
デカいカジキを釣り上げて、さてこのカジキどうやって捌くの?みたいな感じかなー
どこが美味いの?全部食えるの?てか、そもそも、これ食えるの?みたいなね。
そこでまず最初に作ったのは、この曲のダイジェスト版
これが思いの外、いい感じで出来上がって、よしよしと思ったんですが、
それこそ、超デカいカジキの「トロ」部分だけを調理したみたいになって、
他の部位を、バッサリ切り捨ててしまったな、と。
これでは、この「トロ」部分の美味さも、逆に伝わらないな…じゃあやっぱり
本編全部を作品にしないと伝わらないなと、意を決して
全編を作品にしよう!と、思い立ったんですね。
ここからは、イメージの世界で、一気に3つの曲(その1、その2、その4)を作曲。
どの方向がはまるのかなあ、なんて思いながら作ってみたら、
どれもそれなりにいい感じになるかも…ってことは、
15分の朗読を区切って分けちゃえばいいんじゃないの??という
アイデアに行き着いたんですね。
朗読の持つテンポ感、リズム、間合い、意味合い、構成の面白さ、それら全ての面を考えながら、
曲のテンポや曲調を調整して、制作。
ここは音楽家としての、なんたるかじゃないですけど、
どの曲のピアノ、ギター、ベース諸々の演奏は、最初から最後まで1回きりの演奏で録音。
ブルーズな感じのギターも、ディープFUNKなベースも、フリーキーなエレピも1発録音。
ここはイメージがあれば、演奏家モードに入るんで、プロデューサーモードの自分からのオーダーで
演奏するって感じですね。
この時点で以前に作りおいていた曲(その3)を少し手直ししながら、組み合わせた所、
見事なまでに4つの曲に分かれて、完成に至った、という訳です。
これらの作業、全てが終わった状態で
組曲となった4作品+ダイジェスト1曲、を大吾に送ったのでした…
すると、大吾から…
おー、よかったよかった…と言うわけで、
今作「アグロー案内VOL.1」となって、皆さんの元に無事届けられることになった、という訳です。
これを我々が出すに至った推移を知ってもらうと、
このブログに隠れてる「まだ発表されてない作品」が、まだいくつもあること、などなど…
アグロー案内がこの後も、まだまだ発表されていくってことは間違いないです。
何より、我々2人がオモシロがってるってことですね。
楽しみにしててくださいー、ではは