【徹底解説】新曲”Loved You”を語ろう

Post date : 2023.12.10

Category : NEW RELEASE / UNDER THE WILLOW

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どうもー

大谷翔平の10年7億ドルでのドジャース移籍決定の衝撃の中、
歌に拘ったシリーズの第2弾シングル、Loved Youが3日前にリリースになりましたー、パチパチ
さあ、もう聴いてもらったでしょうか?

…一応、このブログまで辿り着いているのに、まだ聴いてないよって方は
まずこちらをご覧くださいませ↓

lyrics & music: タケウチカズタケ
Vocal, all the keyboards, chorus & mixing: タケウチカズタケ
Background vocals: 岩崎慧
E. Guitar: 藤山周

各所サブスクサービスのリンク先は【こちら】

というわけで、この曲について色々と語っておきましょう。
この曲は今年(2023年)になってから作った曲でして、まだ2月とかだったかなあ。
とにかく寒い時期だったと思います、最初。
曲はとにかくサクサクと出来て、仮で歌を歌ってた時はキーが1音下でした。
そこから作詞(この話、後で、ちとゆっくり触れますが)をして、
割と出来立てほやほやの状態で、早速UTW niteで演奏してみようと持っていったんですね。
渋谷the roomで、いざ音を出しみると、おや?ちょっと歌が低過ぎるか…と違和感が。
不思議なもので、家でレコーディングして作ってた時には気づかないもんなんですね。

「ちょっと1音上げてやってみてもいい?」と言ってみると、
その時のメンバー、確かアキラくん、周くんがサクッと合わせてくれて
オレとしては、試したことのないキーでライブで初披露するという事態に。(それでもライブ演奏したがるオレ)
でも、そのお陰で、今のキーで作り直して、現在に至った…あの時上げてみてよかったなあ、と。

あ、思い出したけど、その後、岩崎慧くんにも相談して、両方のキーで作ったオケを聴いてもらい、
「どっちがいいと思う?」と聴いたら、割と即答で「高い方が好きですね」て言われて、
そのまま「コーラス入れてよー」とお願いしたら、サビのコーラスをサクサクと入れてくれました!この天才

ギターに関しては、デモの段階でキーボードでギターパートを弾きまくるのに
ハマってるので、周くんが弾いてくれたら最高なんじゃないの?って思ったものを弾いて
そのデモを藤山周くんに送ると、
一部は完コピ、さらに情感増し増しのプレイを送り返してくれました、わかってらっしゃる!この天才

というわけで、余すところ、自分の歌が残るんですが
最終的に音源で聴かれるこの歌は今年の3月頃に歌った、割と初期のテイクをそのままにしました
というのも、その後、ライブ演奏経たりして、だいぶ歌い慣れてきて、
何度も録り直したんですが、どうも気に入らない…
なぜか、この初期のテイク、春先に鼻炎に苦しんでままならない状態で歌ってるこのテイク、
このテイクにしかない感じ、その方がこの曲で伝えたかった事が乗っかってる気がしたんですね。

先日リリースした後に受け取った感想メール(これはホントに嬉しい!全部目を通してます)の1つに
「普段ヴォーカリストの人じゃない人の歌う歌が好きで…」みたいなのがあって、
おおおってなりましたね。
今作の「Loved You」は特にその「拙い感じ」がある方が伝わる曲な気がしてたんです。

毎回苦労しまくる作詞なんですが、この曲も例に漏れず、苦労しました。
英語で書きつつ、日本語でも書いてみて、歌ってみて、やっぱりやめて、
みたいなのを何ターンか、繰り返してましたね。
「Coffee Story」の時は、コンセプトが出来ると、あとはザザザーっと書けたんですけど、
この曲は何を書こうか、ってところでも躓いてたんで、大変でした
でも、久しぶりに作詞するなら、ずっと避けてたテーマに触れてみるかと思って、
割と回顧録的な内容にしました、もういい歳になって、
昔の事に触れて書いてみても、恥ずかしいとか、そういう感情もあまりなく、
あんな事もあったな、と俯瞰出来るし、今、記録しておくのもいいなとも思えましたね。

同じように自分で作詞した作品として、その時の自分が思ってた事を書き残したのは
後にも先にも1作品だけでして、2005年発表の
A Hundred Birds feat.ありさかみか/音の大地
って曲だけですね。
みかちゃんに歌ってもらう事で、フィルターが掛かって
照れ隠しにもなったんで、リアルタイムで発表できましたけど
なかなか自分でも思いっきった事をしたなあ、と思いますね。

「Loved You」は、誰というわけではないけど、
”あの頃出会った人たちに、今になって送る手紙”のようなものだったという感じかなあ。
曲テーマとしては「in my life」の一行、
「in my life, I love them more」と一緒かなあ。
そうしたいと思ってる人がいたら、そんな気持ちの代弁のように使ってもらえるのもいいですね。

MV(らしきもの)も自分で作ったんですけど、
実際に思い出の場所を繋いだとかではないんですけど、なんとなく流れていく風景に
さっき書いたような感情が少しでも乗っかってるように見えたらいいな、と思ってます。
小林大吾には「あ、ここ○○でしょ!ここは○○だ」って、あっさり言い当てられましたが。

全箇所言い当てられる人は、ぜひメッセージください。なんかプレゼントしますんで。

えー、後は、この曲のAメロが、メロディは転調してないのに
コード進行だけ聴くと、転調してるみたいになってて変な感じって所に
タケウチカズタケ氏のジョンレノン好きな感じが見えます、みたいな話もしたいので
誰か分析してメッセージ送ってください、ではまたまたー

最後にLoved Youの詞を掲載しておきますね

Loved You / タケウチカズタケ

Long ago we used to love each other
It was just my asumption
Looking back, it didn’t get through to you
Just arrogant
My love was one way
I craved more than you could have
Your smile meant the different from my love

You looked deep and always depressed
I didn’t know why you seemed to cry
I took care where you were
But I didn’t know where your heart had gone

Long ago we used to love each other
It was just my asumption
Looking back, it didn’t get through to you
Just arrogant
My love was one way
I craved more than you could have
Your smile meant the different from my love

The more I tried hard to send my love,
The more I made you feel pain
Everything was a long time ago
Now, gratitude for you remains

Long ago we used to love each other
It was just my asumption
Looking back, it didn’t get through to you
Just arrogant
My love was one way
I craved more than you could have
Your smile meant the different from my love

Long ago we used to love each other…
Long ago we used to love each other…

lyrics & music by Kaztake Takeuchi

KAZTAKE 42 MUSIC