「虹色」誕生まで 〜第3章〜
あ、前回(第2章)の最後にアップした刺し盛り。
「魚~ずまん」ってお店です。最高なので、是非。
…と、まあやっとのことで、話は2023年へと入ってまいります。
ここで、またしてもちょっとした、停滞期(aka ブラッシュアップしてしまう地獄)がやってきます
というのも、2023年6月の段階で、Dさんによるブラッシュアップも加わり、
いよいよ、もう手の付ける箇所は「ストリングス・アレンジだけなのか??」となった頃、
Dさん「もうオレたちが手を付けるのを止めて、
(斉藤)ネコさんにストリングスアレンジしてもらうのは、どうかなあ」
という提案が。
オレとしては、とんでもなく嬉しい提案でして、返す刀で「いいじゃないですか!」と返答。
自分の作品に、ネコさんアレンジのストリングス、
これはもうダルマに目を入れて貰う事になるな、と確信。
ネコさんとは、遡ること8年程前(2016年)、
A Hundred Birdsの20周年の東京公演に参加して頂いた事をきっかけに、
以降あれこれとお世話になりつつ、ライムスMTV Unpluggedでの仕事や
ぜったくん strings live sessionを目にしてもらうタイミングで、
「見たよー」と連絡を頂き、「Sound inn Sの収録(別ブログ参照)」にも呼んでいただいたりと、
気がつけば、狛江で一緒に飲むこともしばしば…
そこから、幾度となく、呑みーティングを重ねた我々…
おや??
一応、それらしき時間帯も経て…
いよいよ、この日を迎えるのであった…
ネコさんからは、アレンジについては事前に少しだけ確認があったが、
基本はお任せします、と言ったところ、
随所に、自分の基本アイデアを生かしてもらった上に、ならではのアイデアを散りばめてもらったアレンジに変化。
ここでの出来事は、昨年末に、ほぼリアルタイムでアップしたブログ(別ブログ参照)に繋がるわけです。(スタジオ録音のスーパーメンバーが勢揃いの上、ともちゃんカルテットメンバーからも参加してもらったりした、ブルーノート公演の翌日行われた録音であります)
【1/25加筆】
ここに、録音してる最中の皆さんの演奏を耳にして、Dさんが落涙されてたことを記載しておきましょう。
横で一緒に聴いてて、オレも危うく涙しそうな所、先にDさんの落涙を見て、
いかんいかん!と踏みとどまったのでした…
【加筆、以上】
そして、さらには、トキさんにMIXを仕上げてもらう(別ブログ参照)、という、日程でいうとほぼひと月以内の出来事。
そして、ベーゼンドルファーをガシガシと弾く事になるMV撮影もすかさず行われたのでした…(最終話へと続く)