UNDER THE WILLOW kitchen 1st season終了

Post date : 2013.09.29

Category : UNDER THE WILLOW

先日アップしたジャングルレイディヲ Vol.103 の方で話しましたが

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2011年9月から新宿タワーレコード店内でスタートした、
生ビートメイク+トーク+ライブイベント「UNDER THE WILLOW kitchen」の1st seasonを終了します

そもそもは「CDショップに足を運んでもらえるようなオモシロいイベントが出来ないだろうか?」みたいな相談を受けて
思いついたのが、この企画。
ビートメイクをマグロの解体ショーみたいな感じで出来たらいいよな、と思って
真っ先にALI-KICKを誘ってみた。
それで一緒にホストになって、毎回ゲストを交えてやってみようということで気付いたら10回。
出張でUst生放送でやったのと、UTW Deliとして渋谷7th floorでやったのを合わせると12回、12曲作成。

…まあ、それぞれのイベントの詳細はオレが頑張ってブログ化してきたので、過去のブログやジャングルレイディヲを聴いてもらうと
その時の感じは追体験してもらえると思います

【第1回 ゲスト:小林大吾「Kitchen is everything」】

当初は、イベント進行すら試行錯誤のまんまで始まったので、60分の予定が90分近くなってたなあ。
しかも、ゲスト小林大吾ということだったんで、最後のライブパフォーマンスをどうするか?
土壇場まで決めずに進めて、現場に遊びに来てくれてたTARO SOULとエムラスタを急遽ステージに迎えてsessionする、という
荒業で乗り切ったという、何事も最初ってのは、伝説的なエピソードが残るってもんですね

【第2回 ゲスト:DARTHREIDER「Welcome to my little room」】

1回目でゲストだった小林大吾にそのまま、イベントアドバイザーとして残留してもらって臨んだ第2回。
この頃のトークテーマは、下世話でオモシロかった。
ただ最後に曲にまで行き着けるのか?ってのが、五里霧中のまんまでやってましたね。
それでもダースくんは喋るのが上手いので、それをひたすら聴いてたような記憶があるなあ

【第3回 ゲスト:椎名純平「泊めて」】

完成した曲のタイトルに下衆い感じがプンプンしてて、いいですねー
3回目になって、初のシンガーゲストという新たな流れに挑戦してみた回。
即興で歌える人だし、パフォーマンスもちょっと違った流れになるかなと思って蓋を開けてみたら
飛び込みでラッパーに登場してもらう、という結局第1回みたいな感じになったという(^^)
この回は、イベント後の楽屋トークで言ってた「FM感の有無」みたいな話がオモシロかったなあ。結構印象に残ってる

【第4回 ゲスト:KEN THE 390「オレのトモミ」】

いよいよ即興パフォーマンスの強力な人を迎えて、しかもポップなテーマ設定にして
UTWKをオーバーグラウンドな感じに仕上げてみようと(と当時思ってたか、どうか定かではないが…)して
最も人が集まり、後にアップしたジャングルレイディヲDL数も爆発的に多かった回。
ケンくんとのコミュニケーションは、ものすごくスムーズで
おそらくUTWKのゲストの中でも、イベントに一番フィットしてくれたし、フィットしてたね。

【Ustripでの出張 KEN THE 390 + エムラスタ「去り行くもの、やがて来るもの」】

新宿タワレコで起きてる事をもっと知ってもらおう、という事でケンくんに誘ってもらって
Ustream生中継でUTWKを平日お昼間から敢行。(この時の様子はYOU TUBEで今も見れる)
このメンバーが人形町に朝から集まった、って事も今思うとオモシロかったし、
実際この時ALI-KICKが作ったトラックは素晴らしかった、
60分でこんな事が出来るんだぜ、というこのメンバー全員の高パフォーマンスが凝縮されてると思う。

【第5回 ゲスト:coma-chi「雨の日はGoogleデート」】

初の女性ゲスト..とは言っても、コマチなので気兼ねなくトークした結果…
ALI-KICKの提唱した「雨の日はGooleデート」という概念に押し切られた、そんな回。
この日の曲は演奏重視のトラックになったんで、結構オレは楽しませてもらったかも。
この時のイベント後の楽屋トークレイディヲは楽しいですよ(Jungle Radio vol.96)

【第6回 ゲスト:イルリメ「私の熱中症対策」】

この時出来た曲は、ホントにマジックのようで楽しかった。
というのも、イルリメくんはギリギリまで、オレたちとアホなトークをしてて
試しの歌も演奏も無いままに、突然この歌を、その場で書いた歌詞と共に歌い出したのだから。
…いやあ、その時テンションがぐっと上がったのは鮮明に覚えてるなあ。
HIPHOPではない歌モノ楽曲の即興作曲演奏を披露した、という意味ではUTWKの中でも重要な意味を持つ回だったと思う。

【UNDER THE WILLOW DELI ゲスト:KEN THE 390「君とボクとでchu ×3」】

一度イベントとしての完成形を作ってみよう、と思って場所をライブハウスに移して
開催してみたのが、このUTW DELI。
お客さんの持ち込みCDを素材に、トラック作り、ラップやフックの歌、最後にそれらをライブ録音するというのを
約2時間で見せて、お客さんにはその曲をデータで持って帰ってもらうというイベント。
この時出来た曲も、演者の集中力が結集されたなかなかの秀作だったと思う。

【第7回 ゲスト:サイプレス上野「赤いバタフライ」】

色々とやってると、こーゆー回があってもいいんじゃないか、というような回だった。
酒飲んでやってきた上野くん…てか、イベント中も飲んでた気がするが
そんなムードの中で、そんなムードの曲が、そんなムードで演奏されたって感じだったな。
前回までは、イベントの完成度をストイックに突き詰めていってたが
気が置けないゲストが来てくれた事で、どわっと緩んで一気にアットホームになった、ということかな。

【第8回 ゲスト:TARO SOUL「Funky Worm session」】

内容をマイナーチェンジさせて、テーマをHIPHOPネタを軸に
より音楽的なイベントにシフトしてやり始めたのが、この回から。
ゲストに引っぱられた、というか、HIPHOPにアツい人を呼ぶからには
内容もセッションもHIPHOP濃度の高いものをやりたい、という事で
実際振り返ってみても全体に濃い回になった気がする。
イベントの段取りにもテコ入れして、きっちり60分で収めたのも印象深い。
再び1つのUTWKの完成形を目指して、結構それが出来たと思った回かな。

【第9回 ゲスト:DARTHREIDER「Fコードを一晩中」】

2回目の登場となったダースくん。リニューアルしたUTWKの内容だと
是非出てもらいたいなあ、という話になって再度お願いした。
この日のライブセッションは楽しかったなあ、HIPHOPというよりはFUNK sessionだったけど
それをこのメンバーでやってるというのには、ちょっと違ったオモシロみが足されることになる。

【第10回 ゲスト:Romancrew「SOUL TRAVELIN' session」】

そして、Romnacrewの登場。選曲したのがエムラスタだったので
やはりエムラスタ色の濃い曲になって、それをライブセッションすると、よりそんな感じになったかな。
トークの内容もオモシロかった、エムラスタがこの元ネタ曲に出会った時のことなんかは
このイベントじゃなかったら聴けない話だっただろうし、
ちょっとした会話の端々にトラックメーカーのヒントが隠れてたと思う。
オレがもし学生だったら、このイベントはかじりつくように見に行ってたと思うなあ。
そんな風に思えるイベントにしたかったし、そうなってくれてたなら何よりだな。

さて、2nd seasonはいつ始まるのか?ホントに始まるのか?
またどんな形でお会い出来るか?わかりませんが、そんな時が来たらまたやると思います
UNDER THE WILLOW kitchen、応援有り難うございましたー

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