ALI-KICKはどんな顔して、これを弾いたのだろうか…

Post date : 2014.02.01

Category : ETC

今週木曜1/30に、とうとうリリースされたRomancrewの新譜「トラジコメディ」

Romancrewに何が起きてどーのこーのって事は、敢えて書くまでもないということで割愛するが、
ヤツらが、そこからどんな事を考えて、どんな音楽を指し示すのか?という事はずっと気になってた。
そんな話もちょこちょこしてて、
今回作ってるアルバムにも興味津々だったのだが、完成するまで聴かせてもらうことはなかった。
というか、完成するまで聴かずにいたかった、という感じ。

「トラジコメディ」というタイトルを見た時に、
「お、とうとうエムラスタの独壇場になるのか??」と勝手に想像したのだが、
蓋を開けて耳に飛び込んできたのは、温度がぐっと上がったALI-KICKのラップや言葉。
アルバム未収録だが「ストロングストロング・マインド」を聴いた時にも、その片鱗はあったけど
Romancrewが元々持ってたユーモアやカッコ良さに、剥き出しの泣き笑いを乗せてきてる。
エムラスタの温度とALI-KICKの温度が、それぞれにつられて引き上げられてるようなイメージ。
より人間臭さが滲み出た…いや、これは、ドロドロと溢れ出てる。

この「トラジコメディ」というアルバムは、まさに過渡期の作品なんだと思う。
これまでのRomancrewのアルバムを聴いてた時よりも、強くそう思う。
次にどこへ向かうのか、をホントに聴きたいと思う。それはALI-KICKが作るサウンドも含めてそう思う。
そんな中でTOKNOWくんのポジションというのが、素晴らしくオイシいよね。
「トラジコメディ」のトラックも実はTOKNOW製だったりするあたり、
まったくもって、要領のいい殺し屋のような一撃必殺の仕事をする…
もちろん、そこに言葉を乗せたラッパーもいて初めて、そういう必殺の1曲になるんだけどね。

個人的に気になる音というと、
アルバム前半に配された「そしてまたピーチ姫はさらわれる」や「レバニラ」、「Risin’ to the top」のような音も刺激的だし、
TOKNOW製の「トラジコメディ」のどしっとしたビートもいいのだが、
実は一番ぐっと気になったのは「東京」
不思議なスネアフィルやピアノループ…いや、一番は中盤で聴かれる、泣きのギターソロだ。
ALI-KICKはどんな顔して、これを弾いたのだろうか…(^^)

ライブを見るのが楽しみ、それまでにこのアルバムをもっと聴いておくことにしよう

【追記】オレも「Party ain’t over」という楽曲でキーボード全般で参加してます
ALI-KICKが呟いてたが、元々は久保田利伸先輩に聴いてもらう楽曲の1つとして作っていたものが、
その後巡り巡って、Romancrewの楽曲として命が吹き込まれた、という。
こういう温度の楽曲って、なかなかないと思うので是非聴いてもらいたい。モチロン、オレも大好きな曲になりました

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