次に紹介するのは、Magic Numberの２枚看板ヴォーカルの１人である椎名純平さんです。
もちろん、ソロでの活動やデジルブラザーズとしてもおなじみですが、
オレはまた別の所で出会って以来、自分のイベントUNDER THE WILLOW NITEにも
出演してもらったり、と色々とお世話になってます、はい

日本のどこかにこういう鍵盤奏者がいるはずだと、ずっと思っていた。
ヒップホップ、ソウル、R&Bなど黒人音楽の表層をなぞるのでなく、
深く内面化し、彼自身のものとして身体で表現出来る鍵盤奏者が、必ずどこかにいるはずだと。
そのように長く待ち望み、そして叶ったカズタケくんとの出会いはだから、
もの凄く奇跡的だと思った反面、とても当たり前の、必然的なことにも思えて不思議だった。
今ではあちこちで共演させて頂いているのだけれど、
音楽的な話を一切しなくても完全に分かりあえる間柄は変わらず貴重だ。
今回のアルバムは「REN」が好きだなぁ。

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これはまたウレシいメッセージだ…
純平さんも同じく鍵盤（しかもウーリーを！）を弾くし、曲をかくし、
ものスゴく黒人音楽をこよなく愛する人である。
最近だとデジルで作ってる音楽はもちろんなのだが、
ソロとして発表されてる曲で溢れ出てるブラックネスは絶品だ。
隙の無い、息をのむファンクネスがたまらない。

でも、さらに最近だと、シイタケとして
好きな曲をのびのびとカバーして披露してる純平さんは、特に好きだ。
気負いのない中で歌う姿は人柄だとか、人間味までもが届いてくる。
それこそ、ホントに魅力的な事なんじゃないかと思う。

音楽的な話を一切しない、というメッセージの中には、
既にお互いに窺い知れる事が沢山あるという事だと思う、これはとても貴重な話。
これからも多くを語り過ぎない中で、
お互いニヤニヤできるような演奏をしていきたいですね、ありがとーございます(^^)