次は、SHAKKAZOMBIEのトラックメーカー、TSUTCHIE(ツッチー)さんからのメッセージです。
ツッチーさんというと、オレの中では
ホントに「耳のいいトラックメーカー」というイメージの人の1人です。
トラックの音(もしくはアレンジされた作品)のバランスが素晴らしくカッコいい、と思った時に
オレは「きっとこのトラックメーカー、耳がいいんだろうなあ。カッコいいなー」って思います。
つい最近ひょんな縁から、ツッチーさんと知り合うよりもずっと前、
SHAKKAZOMBIEの「JOURNEY OF FORESIGHT」を聴いてた時から、そう思ってた人です。
そんなツッチーさんからのメッセージです…
タケウチカズタケという男の
存在感たるや
毎日
毎晩
何処かでプレイしている様な気がしてます
自分の中からどんどん湧き上がって来る色々なモノを
演奏だったり
または作品だったり
とにかく
僕らの目や耳を「楽しませる」コトを第一に鍵盤と向き合っているのだろうなあ
“The Unstoppable”
という言葉が
彼にピッタリだなあと思います
TSUTCHIE
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おそらくツッチーさんも、相当「The Unstoppable」な人だなって思うので、
そんなツッチーさんから、そう言ってもらえるのは、ものすごくウレシいですねー
ツッチーさんとはSTERUSSがきっかけで、今はアルバムのマスタリングをお願いするようになりました。
ものすごい人なのに、ものすごく話しやすい、物腰の柔らかい方なんですね。
素晴らしいと、素直に思える方と一緒に仕事出来るようになって、
常に自分にいい意味の緊張感を保てる環境が幸せだなあ、と。
「耳のいい人」の話の補足というか、話のついでですが、
トラックメーカーの魅力って
ネタ選びや、その組み替えの妙、タイミング感覚みたいな部分が、主に取り立てられる気がしますが、
オレは(音響的な意味も含めて)音のバランス、出し入れのアレンジの感覚が鋭いのも、スゴい魅力だと思うんですね。
HOUSEやTECHNO等のクラブミュージックは、トラックメーカーの評価の中に
大きく加わってると思うんですが、HIPHOPであまり表立って言わてない気がしますね。
よく例えて、縦と横、みたいな言い方をするんですけど、
ネタ選びやタイミングは横、
音のバランスみたいなのは縦、
その両方が素晴らしいトラックは、絶品なんだと思うんですね。
そんなトラックを量産する人がカッコいいトラックメーカーなんだと思いますね。
自分もそこをずっと目指して作り続けてるんだと思います。
それはもう何十年も変わんないですね