(注意:今回のブログは音楽的にマニアックな部分が多いです、よくわかんない方は
その辺りを読み飛ばしてもらって、あーなんかいい曲達だなーって事で楽しんでください。
最後にプレイリストも 貼っつけとくので!^_^)
こんなにも大人しく過ごす夏はかつてなかった…いや、高校1年の夏休み以来だな(前回のブログ参照ね)
曲をせっせと作ってると、曲もせっせと聴くことが多いんですが
夏といえば必ず聴きたくなる曲、ってのが(皆さんもきっとあるでしょう?)
オレにもありまして、それについて書こうか…いや、もうちょっと原因みたいなもんがあるというか、
その曲が好きな理由ってのがあるなあ、という事で、
今回の【勝手なBEST 5】はですね
背筋がゾクッ!とする(感じで好きな)曲達
という事で、まず早速で曲リストを…
・夏のミラージュ/ 和田加奈子
・You make feel brand new/ The Stylistics
・You And I / Stevie Wonder
・PARTY AIN’T OVER/ ROMANCREW
・Everything ft. John Legend/ Ella Mai
・Thank you, baby/ GODIEGO
・36th stratagem (完全版)/ タケウチカズタケ ft 椎名純平, 小林大吾
うーん、7曲あるし、
しっかりと自分の曲も入れているw
…のには、訳がありましてですね、
まず1曲目、夏のミラージュ/ 和田加奈子
「どこで、背筋がゾクッ!」とするのか???と言いますと、
いきなり0’07″〜のイントロフレーズとコード、
0’59″〜に出てくるサビの1〜2小節目への流れ「tenderly〜金色の〜夏のミラージュ」のメロとコードの流れ。
この部分で言うと、そのタイミングでエレキギターが最高の味付けをしてる!
他にも、この曲にはこれに類するメロとコードの流れが満載なんですが、
これなんですねー、自分の大好物(^^)
コード進行でいう所の「Ⅰ-Ⅳm (Ⅳm6とか)」いわゆるサブドミナントマイナーっていうんですかね…
こーゆー説明はいつもやってる訳でもなくて、
普通に楽しんで聴いて後に自分の「好きやなあ」ってものを寄せ集めて分析してみた時に、
「あーなるほどねー、どーりで好きな訳だわ」
って自分で納得するくらいなもんですけどね。
特に「夏のミラージュ」なんかは自分が小学生の頃に出会った曲ですから、
それこそ理由も何もわからんままに、「うわー、(泣ける感じで)ゾクッとするー」って思ってた訳で、
後に大人になって、再度この曲を耳にした時に同じ感情が蘇る訳で、
それをちょっとした説明を考えてみて納得するって感じですね
今説明したのと同じ構造が、転調されて乱れ打ちでやってくるのが2曲目。
You make feel brand new/ The Stylistics
何回か前の【勝手なBEST 5】でも選んでたスタイリスティックスです。
おっさんの低い声とファルセットボイスのコンビネーションの素敵さとか、他にも切り口はあるんですが
今回のコードの話で言うと、Aメロ(0’41″〜)ですね。
しかも、その背筋ゾクゾク進行がAメロの繰り返しに転調させて出てくる(1’09″〜)、という…
これは最高なヤツ畳み掛け!
しかも間奏(2’35″〜)でそれを元のキーにガクンと戻す所でまた「ゾクッ」としてしまう…
この曲でいうと、三浦大知くんがFolder featuring Daichi名義でカバーをリリースしてまして、
それがただただ最高です、はい
3曲目に選んだYou And I / Stevie Wonder
こちらもこのゾクンゾクン進行が満載でして、歌い出しからもいるんですが
なんといってもこの曲は歌とピアノ以外に入ってる、ふ〜〜〜〜んと漂ってるシンセリードの裏メロディ
(TONTOと言われる巨大シンセサイザーで惹かれている、と思われる。詳しく知りたい人はこちらね)
サビというのかな、1コーラスの後半部分(1’34″〜)から出てくるシンセの裏メロに「ゾクッと」させられる。
これもまさにゾクゾク進行の上で、最もゾクゾクする音(Ⅳmの短3度)をメロが通過してるのだ、きゃーーー(>_<)
やっぱりこういう、好きなものに好きなものが上乗せされてるのは最高ですね
ちょっと変形のゾクゾク進行についても書いときましょうか…話がどんどん逸れてしまうが。
オレの中で
「韻シストのTAKUちゃんがDJする時にいつもかけてる曲」
としてインプットされてる
Girl/ Destiny’s Childって曲。
こちらのメインループになってるコードもまさにゾクゾク進行でして、
0’07″に、まさにその音が出てきますね…わかんない人も感じてみて欲しい!
(Ⅱm7-Ⅲm-Ⅳ Ⅱm7-Ⅲm-「Ⅳm」って感じ。ちなみにその後 Ⅳ/Ⅴ みたいなのが出てくる感じは韻シストっぽいって思う)
んー、こういう話は書いてると、どんどん思い出すから、ホントに取り留めなくなってくるのよねー
まあとりあえずペンを進める事にしよう(^^)
UNDER THE WILLOW niteでもよく演奏してるこの曲もまさにゾクゾク進行!
Everything ft. John Legend/ Ella Mai
イントロからいきなりですね、だから好きってのもあるな。
もちろん歌声も好きですし、曲全体に好きな要素がいっぱいですけど。
この曲を取り上げると、自分がALI-KICKと一緒に作ったこれを思い出さざるを得ない…
PARTY AIN’T OVER/ ROMANCREW
これを聴いてもらうと、メインのコード進行は前述のElla Maiのeverythingとほぼ同じで、
サビで裏メロをシンセで奏でるっていうのは、これも前述のStevieのYou & Iのイメージ。
(作ったのは2009年頃かなあ…ALI-KICKと一緒に曲プレゼン用に一緒に作った曲の1つだった)
んー、説明したことはないけど、完全に自分の中の「ゾクゾク引き出し」を開けまくって作ってる(^^)
まあ、ゾクゾクするものってのは変わらないってことですねえ…
となると、別の【勝手なBEST 5】でも紹介済みのこの曲なんかは、
もうゾクゾク進行とゾクゾク要素だらけ、って事に気づいてもらえるでしょうか???
Thank you, baby/ GODIEGO
この曲を韻シストBandと一緒に2018年に3日間ライブツアーをやった時にカバーして演奏したんですけど、
その理由が浮き彫りになってきましたね、今頃w
この「ゾクゾク進行」を含んだ曲を韻シストのTAKUちゃんのギターと共に演奏するってのは
オレの中の「ゾクゾク要素」がさらに増し増しな訳で、
それはそれは楽しくてしょうがなかった、って話です。
さー、さて、今回のブログの最後に紹介する、この曲。
36th stratagem (完全版)/ タケウチカズタケ ft 椎名純平, 小林大吾
もちろん「ゾクゾク進行」が…って話になるんですが、
こいつはちょっと違ってて、というか、自分の中では、ゾクゾクの変形って感じでして、
Aメロのコードがちょっと変わった感じになってますが、これもゾクゾク進行の系譜(Ⅱmb5 – Ⅵm7って感じ)
さらに自分でも説明が出来ないBメロの進行…
(1’01″〜の、G/F – Em6 – D7 – Aの流れは結構”ワンダー感”あって気に入ってるのだ、誰か上手い説明してくれー)
こういう説明を自分でするのは手前味噌感がすごいので、気恥ずかしさもあるのだが、
誰も言ってくれないのなら自分で言ってしまえ!の精神で紹介しておきますね。
はい、という訳で今回はなかなかのマニアックなお話。
こういうのがまた読んでみたいわーって方は、直接SNSなり、メールなりでご一報下さい!
その気になったら書きます…それか、一緒にお酒飲んだらすぐ話しますw でははー