blueprint #episode1
アルバムの中に「RESILIENCE」という曲があるんですが、そちらに戸高さんにヴィヴラフォンで参加して頂きました。
戸高さんとは、A Hundred Birdsで毎年クリスマスの時期になると色んな意見交換やアドバイスをもらったりしてて、いつも的確でしなやかな感覚で話してくれるんで、ついついオレもペラペラ喋ってしまって、本題外れて長話…みたいな事も多いですね、なんか楽しいんですよ、戸高さんと話すの。
一緒にライブで演奏する時もセッティングが近い事もあって、生でヴィブラフォンを叩くプレイを肌で聴いてて、ソロプレイでのエモーショナルな音、アレンジの隠し味を絶妙にサウンドさせる音、ミニマルに機械的なフレーズを紡ぐ音、戸高さんの色んな表情を体感してました。
今作の「RESILIENCE(リジリエンス)」は、回復力とか、酷くなった状況から戻ろうとする力、みたいな意味を持つ言葉で、野口さんを乗せて宇宙に行ったスペースドラゴンの名前になってるんですが、自分が作ってた曲のイメージにぴったりだったんで、これにしました。
宇宙を浮遊する感覚、曲の中に音を落としていってる時に絶対戸高さんにヴィブラフォンで絵を描いてもらいたい、と思いました。最初のデモ段階で渡した時にはストイックな宇宙旅行だったのが、大好きな大神田智彦という、素敵な宇宙を描いてくれるベーシストが大きく拡大してくれたお陰で、さらに広い宇宙のイメージを作る事が出来ました。
アルバムを作ってる中で、ホントに一番最後に音を届けてくれたのが戸高さんで、これでいよいよアルバムも完成やな、と思ったのが印象に残ってます。
ごちゃごちゃ書きましたが、いや、まだ書き足らないですけど、何よりも音を聴いてもらいたい、と。
改めまして、戸高さんと一緒に音を作って2020年に残せて最高です。ありがとうございます!
是非CDで買って聴いてやってください(^^)
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