#blueprint #episode2
アルバム収録曲に「Tomb」ってのがあるんですが、そこに参加してくれたのがギタリスト田中義人さんです。
義人さんのプロフィールなんて、オレが改めてここで紹介するまでも無いんで大きく割愛しますが、
自分が名前を認知したのはbirdさんのライブ盤と「マインドトラベル」
前に「勝手なBEST5」のブログでも紹介した事あるんで、そなへんの話はそちらを参照ね。
コロナ禍になってアルバムに関する曲を1人でコソコソ作り始めて間もない頃、
KREVA(無観客)ライブのリハーサルとかで、バンドメンバーと音楽の話もするようになってきた頃に、
自分たちの作ってる曲をお互いに聴かせあおう、って感じになったですね。
クレさんと義人さんが率先して、その雰囲気を作ってくれたんですけど、恐る恐るオレもそのタイミングで
自分の作ってる曲を聞いてもらったんですよ。これってなかなかドキドキもので、
1人で作ってるものって、もちろん未完成だし、人に聞かせるって何言われるだろうかってなるじゃないですか。
しかも、ものすごい耳のいいミュージシャンの集まりやし。
これまでの人生で、そうやって未完成なものを聞いてもらって…みたいなのって、
それこそ高校生とか大学生の頃、友達にしてた感じ以来かなあ、と。
このやり取りがすごく刺激になったんですよ、ガチでコメントくれるのを参考に作り直しみたり、
また違う曲のアイデアを試してみたり、新しいソフトの事を話したり。
そんな矢先に義人さんにギターを弾いてもらいたいな、と思う曲がいくつか出来てきて、
その中から1つ選んで、思いっきってお願いしました。
「Tomb」って「お墓」って意味なんですけど、いわゆるお墓というより、
遺跡のような立派なお墓、前方後円墳とか、タージマハルみたいなものを指すんですね。
これは後世に遺る遺跡のようなもの、義人さんのギターが入って曲が形になるタイミングで
もうタイトルはこれだな、って決めてました。
自分にとって、遺跡のようなものを残すような感覚で作る曲。後で見返す、聞き返しても
はあ、いいなあ、と思えるようなものにしたいって願いみたいな感じですね。
曲そのものは90sなHIPHOPをベースにしたものですが、
音を聞いた途端に、あー義人さんだー、あーカズタケだー、って言ってもらえるような演奏、
ラッパーが出てくると、あー●●だー、ってすぐわかるような個性の強い感じで
すごく好きな曲になりましたね。めっちゃ一生懸命弾くことに時間をかけて、
自分の演奏は、もう何度弾き直したか、わからないくらいやりましたね。
是非CDで買って聴いてみてくださいね。
2014年に初めて音を出して以来、
2020年は初めて腰を据えて音楽を一緒に作り始めれたので
まだまだ一緒に演奏したいですね…義人カレーも最高なんでまた食いたいですし(^^)