1/6に1st 配信シングルとしてリリースされた「Let you know how huge this world is」について書きましょう。
まずそもそも最初に作ったときは歌を入れるものになるとも思ってなかったですね。
この曲は4つのパートから出来てるんですけど、それぞれを別の曲にしようかと思ってたくらい
当初はそれぞれバラバラなイメージでしたね。
トラック自体は気に入ってたんで、何か形にしようかなと思って、
前々から一緒に曲作りをしてみたいなと思ってたセカイイチの岩崎慧くんに聴かせてみた所、
とりあえずサクッとギターを乗せてくれて、展開つけるタイミングで新たなコードをつけてくれて、
一気に曲の形が見えてきましたね。
それでいよいよサビの感じを作ろうかってなった時に、ちょうどその頃たまたま久しぶりに耳にした
ビートルズの「Let it be」の事を思い出して(^^)
超シンプルなテーマで何か伝えるメッセージを乗せた曲にしたいと思ったんですよ。
と言っても普段から言葉で何か伝えようと曲を作ってきた事がなかったんで、
さて?誰に何を伝えるのがいいのか?って思ったら、
自然と一緒に巣篭もりの毎日を過ごしてる自分の息子達に対するメッセージがいいな、と。
自分の立場から何かこの子らに伝えたいメッセージってなったら、その場でスルスルとこの詩が出てきましたね。
それをその場で慧くんと、こーゆーイメージではめたいと伝えつつ、歌ってもらって作っていった感じですね。
ものの10分くらいの出来事やった気がします。
データの投げ合いで一緒に作曲するのはずっとやってますけど、
同時に2人で楽器を鳴らしながら作曲するのは久しぶり(以前はALI-KICKやタカツキくんとよくしてたな)で、
やはりフレッシュでエキサイティングでしたね。
何か同じ感覚を共有出来た人となら、またどんどんやりたいなと思いましたね、
こーゆーご時世になって直接会って一緒に音を出す事の意味は大きくなってる気がしますし。
この曲のサビのコーラスをHIRORONにスクラッチで乗せてもらうアイデアは慧くん発信やったはず。
ヴァースで高いサンプル声みたいに歌ってるのも慧くんで、曲を聞かずに適当に歌ってもらったデータを
オレがサンプラーの中で加工して、バラバラにしたものを再構築した感じですね。
こんな感じにしたいなってのは、一緒に作業してる時に既に浮かんでましたね、まあfkjとかの残像でしょうね。
これはライブでKO-neyがプレイしてたらいい感じやろうな、という
完全にUTW niteでの生演奏をイメージしてましたね。
んー、ライブでの再現とか、そういう考えは全くなく作ってましたけど、
結果めちゃめちゃライブ披露を意識した曲になってたって事ですね(^^)
この曲なんかは、ジャンルでいうと何になるんでしょうね?自分ではもうわからないんで、聴く人に委ねたい。
では、最後にこの曲の元になった曲を…
Bill Summers and Summers Heat – Learn To Live As One