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オンエアーからちょうど1週間経ちましたね。
そろそろ何回も見てるよーって人も増えてきたのかな、
このブログを見て、また見直してもらうと、違った角度で楽しめると思いますよ、
なんて言ってたら、ブログを楽しみにしてくれてるって人もチラホラで嬉しいですねー
まだまだYOU TUBEで初めて見たって人も多いので、
最終的にこのブログにまで辿り着いてもらえたら嬉しいなって思います。
まだピックアップしてない曲があるんで、今回も続きいってみよー
「完全解説、はじまるよっ!」
今回は個人的思い入れの特に強い「POP LIFE」と「It’s A New Day」について
〜オレ的見所聴き所〜
①んー、「POP LIFE」は、JINさんなんかは「タケウチカズタケといえば、この曲」って言ってくれる程、
事ある毎に、オレが「ホントに大好きなんです」と言いまくってる名曲。
初めてRHYMESTERと一緒に演奏させてもらった時から、セットリストに入れてもらって演奏してましたね。
②曲への思い入れを説明するのは、まあちょっと置いといて(これを書き出すと文量が2倍で済まない…)
今回のアンプラグド演奏の聴き所ってことで言いますと、やはりオリジナル音源の感じでふわっと始まるイントロ、
それがピアノをきっかけに、スッとテンポアップしてバンドはみんな入ってくる所。
このテンポチェンジはノークリックで、バンドみんなの呼吸で合わせることにしました。
リハで演奏する中でみんなでそれを掴もうぜ、という事で、
ここにも今回のメンバーのバンド感がしっかり詰まってます、最高なメンバーです
③Nappoとの演奏で楽しいなって思う瞬間がいくつかあるんですけど、
2番のウタさんのヴァースの、ちょうど真ん中でギターが「ポロロン」と入れてきたので
ピアノで「ポロロン」と返すなんて、やりとりがあります。
こーゆーのが起こると、思わず目が合うんですよね(^^)
④この曲のメインのサンプリング・フレーズをソプラノサックスで吹いてもらってるんですが、
(パーラー、パーラー、パーラー、パラパー、ってフレーズね)
これがぐっと沁みてくるので、曲の最後の最後のフックの繰り返しで初めて、ヴァイオリンも一緒にユニゾンして
弾いてもらうようにアレンジしました。そしてエンディングに向けて、くりちゃんが離脱してソロを吹く…
ここは聴きどころですね。
⑤順序が前後しますが、間奏のくりちゃんのソロも絶品…本来サックスプレーヤーであるくりちゃんの本領発揮ですね
2番までを聴き終えて、3番に向かう前という場所も絶妙ですね。
「ここでクリをちゃんとフィーチャーしたいんだよね」という、Dさんのアイデアでした。
⑥同期無しで演奏してるので、自分もフックで一緒になってがっつり歌ってるんですが、
個人的な思い入れが強いあまりに、歌詞の意味を思って歌うと
ちょっと込み上がってくるものがあるので、なるべくただの声を足すだけと思って、目を閉じて歌ってました。
…まあ仕方ないですね、POP lIFEだけは、ちょっと特別ですね…そんだけ好きってことです。
えー、では次「It’s A New Day」解説いきましょ
①この曲は、ストリングスの入ったアンプラグド、ってことで
勿論当初からセットリストに入ってたわけですが、
この曲も先程の「POP LIFE」と似たようなイントロ付近に、いきなりの聴き所があるんですね。
冒頭はピアノとストリングスだけで始まって、そこにドタッドタッとしたドラムが入ってくるんですけど、
ここの感じが絶妙でして、そこからしばらくピアノとドラムだけでビートを引っ張っていく。
でもここで、前へ引っ張っていくのはピアノであって、そこにドラムがぶら下がるような感覚のグルーヴなんですね。
ここの両者のバランスは演奏しながら作ってる、人間味の出る面白みの一つですね。
さらに、Dさんの「23時のメトロ…」と始まるラップ。
このラップのグルーヴが加わって、ピアノとドラムとラップ、3者で組み立てる絶妙なバランスになるんですけど、
ここは演奏してても、やりがいのある部分でしたね。
この後「小さな違いをあげつらい」でブレイクする所、その明けからバンドみんなが入ってくるまでの呼吸…
これら全てが少しずつ気分の高揚させていく仕組みになってて、トータルで聴き所ですね。
②個人的には「It’s A New Day」の、Bメロっていうのかな、
この部分のコード感がめっちゃ好きですね、美しいなあって思います。
しかも、この曲のBメロ部分は3回出てくるけど、3回ともコードが違うんですね。
これは細かいけど、めっちゃ好きな所です、素敵。
③サビの「Oh It’s a new day」と歌う所なんですけど、この部分のストリングスがすごく気に入ってますね。
チェロがかっこよく聞こえてくる感じに出来たなあって思ってます。
それは間奏に入った所もそうですね。チェロがかっこいい、よっしー最高!
間奏のピアノに関しては、毎回違った事を弾いてましたが、この本番での演奏が一番よかったなって(^^)
上手くいってよかったなー、なんて。
④この曲でも、フルートがいい味を足してくれてます。
ストリングス+フルート、力強くも柔らかいサウンドで今回いけてホントによかったなって思えますね。
⑤あ、この曲で改めて今回けっちゃんが鍵を握ってたと言いたいのが、コーラス。
見事にサビを美しく支えてくれました、ありがとー
⑥この曲のエンディング部分も、ピアノからの合図でみんなに合わせてもらったんですが、
最高の呼吸でした、みんなありがとー
あ、オンエアーでは切れてましたが、冒頭はオレが軽く指揮をして演奏を始めてますし、
エンディングでは、体全体で指揮して合わせてもらってました。
今回解説した2曲は、特にテンポ感、グルーヴ感が非常に繊細な曲だったので
ホントに色々と汲み取って演奏してくれるメンバーでほんと良かったですね。
歌を気持ちよく乗せてもらう事が、勿論第一の目的ですからね。
…というわけで、またねー